2点入荷します

 今日出荷ということで明日2つほど商品の入荷がございます。どちらも予定外の再入荷商品なので新鮮味はないと思いますが、共にかなりお店では人気のある商品です。1つはモカマタリ「アルマッカ」という商品で今年に入ってから何度か仕入れております。先日同じイエメンの「ベガ」が入荷して大好評でして、こちらに切り替えて行く予定でしたが、どうしても「アルマッカ」が欲しいというリピーターさんのお声もあり結局並行して売ることになりました。この「アルマッカ」はイエメンのバニーマタルという地区限定の豆で、モカマタリの語源にもなったイエメン・モカの「ど真ん中」とも言えるコーヒーです。「ベガ」と比較しますとスッキリ感やフルーティーさには劣るのですが、これぞマタリ・フレーバーと言える独特の風味・まろやかさ・まったり感があって他のコーヒーでは味わえない独自の世界を展開しております。お値段が品評会受賞品並みなのでコスパはイマイチですが、好きな人にはたまらない逸品です。それからもう1つ、コロンビアの「ビジャ・ファティマ」も入ります。こちらも当店の同じコロンビアと比較しますとコーヒーらしい香り・コクなどが少し図抜けていて骨太コロンビアという雰囲気があります。キョウト農園やアソップなど不満はないのですが、それでもこいつは外せないとばかりしっかり定位置を与えてしまっております。共に既に商社倉庫に在庫として入庫済みの商品なので発注すれば即入荷となります。5月末のCOEオークション落札品が10月到着というお話でまるで予定が立ちませんし、とりあえずそれまでの繋ぎという位置づけで仕入れております。
 この連休も当ショッピングセンターは相変わらずの閑古鳥で、先行き不安が増しております。11月にはもう1つ別の大きなショッピングセンターもできる予定で、さすがにこれまで「あそこはウチより格下ですから影響はないでしょう...」とまるで危機感のなかったお偉いさん方も落ち着いてはいられないようであります。地域にとってお買い物するための選択肢は多い方が便利ですし、今の時代は競争することが宿命づけられておりますから、それで淘汰されないだけの魅力があるかどうか...その1点にかかっております。ここは?ワタシなりの答えは申しませんが...。

PS.
 先ほど別商社から連絡があり先日のルワンダは第6位のものを確保いただいているようです。第2位のものは買えませんでしたがスコアも第2位で90.06点ですがこちらは89.44点とほぼ差が無く所謂誤差の範囲で、お値段は第2位のものよりだいぶ安くなるのでむしろラッキーかもです。何しろ第10位までのロットは複数の入札があったようですが、ベストテン以下のものはどれも最低落札価格での単独入札で皆がイヤイヤ買ったような状況でした。スコア90点前後の逸品にしては酷い仕打ちで、ようやく久々のCOE開催だったのにこれでまたしばらくルワンダCOEは開かれないのではないかと心配になります。優勝ロットの落札価格が今年のコスタリカの15分の1以下?...と~っても理不尽!

流れの最先端に乗っかる

新規キャンバス1
 三重珈琲のホームページを開けていただきますとダテーラ・リロイの商品説明に「コーヒーの新しい潮流がここにある」と書いてあります。「何を訳の分からないオーバートークを図々しく書いているんだろう...」と思われる向きもあろうかと思いますが、ワタシはもう10年もしないうちに「そう言えば三重珈琲がそんなこと言ってたっけ...」と皆さんが実感される日がやって来るだろうと思っております。よく例に引かせていただきますが、10年以上も昔にブラジルのダテーラ農園がPentaPackという名でコーヒーの生豆を真空包装して出荷し始めた際に、周りのほとんど(特に生産者側)が評価しようとしませんでした。なぜかと言いますと数百キロ・数千キロものコーヒー生豆を輸出するには人間ひとりが何とか運べる最大量でやり取りするのがいちばん効率的で、それをわざわざ24kg程度の小さなアルミ袋に詰めて真空包装するなんて、これほど非効率で煩わしいことはないからであります。しかし、日本でもそうですが買う側からしますと60kgや70kgもある麻袋を運ぶとなると非常に大変で、特に最近は運送業者のスタッフがアルバイト化して、おいそれと運べず手を焼くようになりました。しかし、まだ24kgほどの段ボール包装となると1人で運べないという重さではありません。それに保管するお店の方でも箱を並べておけば良いのですごく楽ちんですし、麻袋より品質保全の面でも格段に優れております。そうした背景もあってここ数年で一気に普及促進が図られ今やCOEなどの高級豆はほぼ全てこの真空パックになりました。10年前にここまで普及すると誰が想像したでしょう...。同様に今度は生豆の包装ではなく精製法のお話になるのですが、数年前からブラジルでダテーラ農園が取り組み出したのが今三重珈琲が日本で独占販売しているセミ・カーボニック製法と言うものであります。コーヒーの赤い実や果肉を剥いだパーチメントをワイン用の樽に密閉してワインみたいに発酵させるというやり方です。実は一昨年にこの精製法で仕上げたリロイ(ブルボン・ポワントゥ)がダテーラ・オークションでブラジル・コーヒー・オークションの落札記録を更新しております。昨年もそれを上回る高値で争奪戦となりました。その結果、今ブラジルでは収穫したコーヒーをこの新製法で作る試みが広がっているそうです。昨日、「いつもブログを拝見してます」とお店にいらした方がよくよくお聞きしてみますとブラジル人だそうで、サン・アントニオというコーヒー生産者グループ(「プレミアム・ショコラ」の生産者で、COE優勝歴もあるグループです)のお友達らしくて、そこでも今必死でこの新製法のコーヒーにトライしていると仰ってみえました。ご存じのようにブラジルは世界のコーヒーの3分の1以上(でしたっけ?)を生産する世界最大の生産国ですから、ここでそういう動きがあると言うことはやがて世界に広まるはずだと個人的には予想しております。そんなコーヒーの世界の最先端にド田舎のちっぽけなコーヒー屋が関わっているのだからある意味痛快でもあります。まあ、知らない人は知らなくていいですし、10年もしてから「へえ、こんなコーヒーもあるんだ...」とその時遅まきながら感じてもらえば良いのであります。でも、「三重珈琲でオレ、10年も前にこれを飲んだよ...」とウチのお客様だけは自慢ができることになります...考えてみたらこれって超愉快じゃないでしょうか。これで10年後、もし自分は生きていなくてもあの世でお得意のケンケン笑いができそうっすよ!身なりは貧しくともこんなところにコーヒーの将来を見通した先見の明がある経営者がおらせられるのですぞぅ...「頭が高い、控えおろう!」ってなものです(誰かここで印籠出して!で、ないとサマにならないから)。場末の寂れたSCで、なぜか業界の流れの先端を見据えるお店がある...なあんて独りで悦に入っているバカな経営者のお話でございました、お粗末!

またコピです

かふぇにゃんカップ
 先日も店頭でコピルアックを生豆でお買い求めになるお客様があり、まだそれなりの在庫はあるのですがネット通販の目玉商品の1つと考えていることもあって念のため発注をかけました。非常にお値段が張る商品なので一度にあまりたくさんは買えませんし、焙煎豆と違って生豆の場合は通常1kg、少なくても500gで販売しておりますから生豆でご注文いただくとすぐに在庫が少なくなってしまいます。当店のコピルアックは大手商社を仲介しない独自ルートの商品ですが、ちょっと前にかなり手広くやってみえる某商社が当店と同じ仕入れ先から買って同じ商品名で売っていたのには驚きました。以前に自分の会社の人気商品の名前を他の大手商社が拝借していると憤慨してみえたのに、今度はウチのような田舎の小さなお店の商品を真似るんだと信じ難い思いでありました。結局、思ったほど売れなかったのか今は売ってみえないようですが、ネット社会ではこういうことは至極当たり前なので気を付けなければと感じます。ただ、同じ商品を同じように販売しても必ず同じように売れるワケではないので、概して猿真似をしてもうまく行かないものではあります。この会社は以前に何度か仕入れをしたことがありましたが、そういう会社だと分かっただけでも意味があったと思っております。
 それから昨日のルワンダCOEは非常に落札価格が低迷したようで、まだ連絡は来ておりませんが1つは買えそうです。しかし、いつもこういう時に掘り出し品を落札してくれている某商社が第2位のロットを安く落札したにもかかわらず、落札メールの3分後にオファーを入れたら「遅かったので完売です」と言われてしまい少々気分を害しております。こんなこともあろうかとこれまで多少条件の悪いものでもほぼ全て「義理買い」していたのに、好条件のものは買えずにコスパの低い不人気品だけ買わされたのでは意味がありません。今年のCOEの入荷も遅れに遅れておりますし、判官贔屓で肩入れしても大手のようには行かないようで...。ルワンダ?勝手に売れば?...そんな感じで一気に冷めてしまいました。
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